【研修インタビュー】イー・エム・デザイン株式会社

インタビュー記事

イー・エム・デザイン株式会社について

 東京都港区にあるイー・エム・デザイン株式会社(以下、イー・エム・デザイン)は、服飾品の企画、製造、卸しをはじめとして、家具、インテリア雑貨の企画、製造、卸しや空間デザイン、ホームページ及びグラフィックデザインを行う会社です。
 「“想像(Imagination)”と“創造(Creation)”で世界中をHAPPYにする」というビジョンのもと、“みんながよろこぶモノづくり”“ありそでなさそなモノづくり”を企業理念に持ち、作り手として幅広い事業をおこなっています。
 この記事はイー・エム・デザイン人事部の岡さん、稲垣さんに、イー・エム・デザインで実際に行われている研修の具体的な中身や、社員のキャリアアップに対してどのように考え、そのサポートを行っているのかについてインタビューした内容をまとめたものです。

1.入社後の研修内容について教えてください

 新卒の方には、社会人へと意識を切り替えてもらうために、社会人としての一般的なマナーや仕事で必要な基礎知識をまず学んでもらいつつ、自主性や積極性につながるような内容をテーマにディスカッションをしてもらっています。先生が一方的に話すより、ディスカッションの中で自分の意見を出してもらい、一人の社員として働いていけるようになる研修を実施しています。
 仕事で必要な基礎知識に関しては、本社で行う入った初日のビジネスマナーの後に、別の日でブランド説明や、取り扱う商品の説明、アクセサリージュエリーの知識も教えます。それから店舗に送り出すという形で、店舗研修に入ってもらいます。

(入社から配属までのおおまかな流れ)
入社1日目:入社式、入社説明、店舗まわりなど。
入社2日目:社内セミナー(ブランド・商品説明・ジュエリーに関する知識・ブライダルの説明等)
入社4~5日目:外部講師をお呼びしてのセミナー(社会人としての基礎的な知識、マナー等)
 入社2週間目には店舗に配属。

 店舗研修に入ってからは、接客と並行してジュエリーの知識を知ってもらうのと、どういったお客さんが弊社のブランドを知ってくれて、好きと言ってくれているのかという現場の声を聞いてもらうことを意識しています。その中で実際に並んでいる一個一個の商品の知識を覚えてもらったり、あとは会社の全体の流れというのを実際に行なっていく上で把握してもらうという研修です。

2.研修を受けられた方々からはどのような感想の声がありますか

 新卒のスタッフに関しては、まず希望している部署に関係なく店舗研修に入ってもらうのですが、その中で自分が希望している部署の仕事を感じることができるというので「実際の店舗業務を学ぶことで働いていくイメージがもてた、体験出来て良かった」というのをレポートでいただいています。
 例えば本社で作ったものがお店に届いた時に、「じゃあこれはどうやって作っているんだろう」と興味を持ったり、お店に入って売上を上げる中で「これだけ売っていくのは大変なんだ」という大変さを知ったりします。レポートを見ると、そういったことをしっかりとイメージできた上で、「配属先(本社等)に行くのを楽しみにしています」といった言葉がありました。
 研修の時期には、新卒のスタッフに本社業務を一緒に手伝ってもらったりもします。ただ、やりたいことだけをやっていればいいかというと、やっぱり会社としては商品があって、お客さんがいて初めて成り立ちますので、単に話として聞く、伝えるだけでなく、お店に入ることでうちの会社としての流れとかお客さんの声を直に体験しつつ理解できるのは良かったと言ってもらっています。

3.社員のキャリアアップについて支援していることがあれば教えてください

 キャリアアップ支援については、働いている年数に関わらず本人の適性を見てチャンスを与えているところです。実際に今年の新卒スタッフの例でお話しすると、販売の部署に入ったら後はもう当分販売の仕事というのではなく、良いアイディアや積極性を感じた場合はもっと大きく活躍できる企画などの本部よりの立場に抜擢することなどもありました。
 一人一人の適性に関しては本社からだとなかなか見えづらいところではあるのですが、研修の場であったり面談の中でなど、できる限り一人ずつきちんと適性を見極めるようにしています。その上で年に2回実施している1対1の面談の中で、何かやってみたいことがあればそこで言ってもらったり、こちらからこんなことに興味はありませんかといった形で積極的にお伝えをしています。
 実際にそれが本人に合うか合わないかはやってみなければ分からないのですが、それも含めて自分を知るチャンスになりますし、そうしてしっかりとコミュニケーションをとることが一番本人のキャリアアップにつながると思っています。

4.今後の取り組みについて考えていることがあれば教えてください。

 自発的に「こういうことをやってみたいです」と言うスタッフもいますので、そういったことに関しては特に積極的に意見を取り入れる風通しの良い職場です。会社側から「じゃあやってみよう」ということでスムーズに受け入れることが多くあります。今後に関しては、例えばですけれどもグラフィックの力をもっとつけたいということがあれば、その分野に関する外部の研修や学校に行かせてあげられないかと考えています。
 これに関しては現時点で具体的にあるというわけではないのですが、経営層はわりと前向きに考えていまして、他にもお店によってジュエリーを取り扱っていますのでジュエリーコーディネーターの資格を取る支援をしようといった話が出ていたりもします。私たち人事としても、今後も引き続き教育には力を入れていきたいと思っています。